
1. 成績
⑴ 成績分布
成績分布は以下の通りです。繰り返し説明したように、配点は宿題(授業の感想と演習)に重きを置き、レポートの良し悪しで合否が左右されないようにしています。レポートの良し悪しはSもしくはAをつけるために用いました。
最終評価がBだった受講生は、レポートの良し悪しではなく、宿題の提出回数が要因です。
今年度は脱落者が出ず、また、多くの受講生に高い評価をつけることができました。皆さんの頑張りの成果だと思います。
⑵ レポート評価の分布
レポート評価の分布は以下の通りです。ルーブリックのB: 発展途上を1点、A: 達成を2点、S: 模範的を3点としました。評価項目は全部で5つあります。Sの数が3つ以上ある者には加点として+5点、それ以外の者には+2点を付けました(合計20点)。
学期末アンケートにおいて、各自、自己評価を行ってもらいましたが、だいたい、私の認識と同じでした。自己評価が低い方も一部いました。他の受講生と比較した結果かもしれませんが、ルーブリックに照らして、高い評価を自分に与えてもいいと思います。






⑶ その他の配点
- 「授業の感想」と「演習」はそれぞれ30点の配点です。「授業の感想」と「アンケート」は合計10回実施しましたので、各3点で評価を付けました。「演習」は計5回実施したので、各6点で評価しました。内容は評価対象としていないので、提出すれば3点ないし6点を付けています。
- 「プレゼンテーション」は、最終日のプレゼンテーションとディスカッションで評価しました。各5点です。ディスカッションの参加程度がやや低いと思われた受講生以外は満点を付けています。相対的に低い受講生も4点を付けています。
- 受講態度については、プログラム経験の有無によって差がつきやすい項目ですが、経験がない受講生あるいはパソコンが苦手な受講生も、最後まで諦めずに努力した姿勢を評価すべきと考えているため、受講生全員に満点の10点を付けました。困ったら教員に聞く、という姿勢は消極的な受講態度だとは私は考えていません。むしろ積極的な態度だと思います。
2. 講評
今年度は、複数の変数を合成して「指標」を作成したり、意外な変数を組み合わせて興味深い図を作ったりと、単純にRのコードを習得するだけでなく、自分の興味関心に応じてデータを掘り下げようという意欲が見られる受講生が数多くいて、とても楽しいプレゼンテーション、レポートでした。各自のレポートについて気がついたことは、個別に返却するルーブリックに書いていますので、参照下さい。
最後のディスカッションで、活発な議論やお互いを褒め合う姿が見られた点も、今年度、良い授業ができたのではないかと私が思えた理由でした。時間の問題もあるのですが、もし可能だったら、次年度以降はペアワークをうまく取り入れて授業を構成できればと思います。
学期末授業アンケートの「Q1. すべての授業(第1回から第8回)で重要だと思った箇所、あるいは、面白いと思った箇所、疑問に思っていた点が解決した箇所などを挙げて下さい」の回答に、ある受講生が「第3回の授業でのグラフの作成」を挙げ、その理由を「この講義で習ったグラフ作成の方法を最後のレポートまでずっと使い続けたので、忘れた際にはこの講義のスライドを見返して、何を書けばいいかを再確認していたので、大事なグラフ処理を教わった第3回が一番重要だと感じました」と回答してくれました。
授業後半は細かい説明をしましたが、作図という観点からいうと私も第3回の講義内容が全てだと思います。複雑なコードは大体、見栄えを良くするためのもので、短いコードでも意味のある図は作れると思いますので、コードが依然苦手という受講生も第3回の教材に繰り返し戻ってみるとよいでしょう。
授業終了後もRで困ったら気軽にご相談下さい。