| 項目 | 比率 | 到達目標 |
|---|---|---|
| リーディング・アサインメント | 30 | 4 |
| 授業の感想 | 30 | 1;2 |
| レポート（2種） | 30 | 1; 2; 3; 4; 5 |
| ディスカッション（受講態度を含む） | 10 | 1; 2 |
Ⅰ. 授業の目的
1. ねらい
本授業は、政治学に関する入門的・基礎的知識を学ぶことを目的としています。日々のニュース報道や新聞報道で見聞するように、「政治」は私たちの生活に非常に密着したものです。しかし、政治が具体的にどのような仕組み・メカニズムのもとに成り立っているかは、理解しづらく、私たちを「政治」から遠ざけるひとつの原因となっています。この授業では、政治に関わる基本概念の理解を通して、政治や政策を動かす仕組み・メカニズムについて説明します。
2. カリキュラム上の位置づけ
この授業は、免許法該当科目（教科に関する科目）の「政治学」に分類されている選択必修科目です。
Ⅱ. 授業の到達目標
- 受講生が、国民主権を中心とした公民分野の基礎的知識を得て、初学者に対してわかりやすく説明することができる。（公民）
- 受講生が、選挙制度、政党、政治体制といった政治学の基礎的知識を得て、初学者に対してわかりやすく説明することができる。（基礎的関心）
- 受講生が､政治学の諸概念について､自分なりの視点を加味した､関係図を作成することができる（基礎的関心）
- 受講生が、政治学ならびに公民分野に関わる基本的な資料、文献を読みこなすことができる。（論理的思考・文献読解能力）
- 受講生が、1及び2で得た知識を背景に、日々のニュース報道や新聞報道をより深く、また相対的に理解したうえで、自分自身の意見や解釈を、確かな根拠を明示しながら、明快に記述することができる。（論理的思考・記述能力）
Ⅲ. 授業の内容および方法
- 特設サイトのホームページからご確認下さい
Ⅳ. 授業の進め方
1. スケジュール
- 初回から第4回目までの授業はオンデマンド配信にて実施します（初回・第2回は12月、第3回・第4回は1月を予定）｡それ以降の授業は対面で実施いたします（2026年2月2日（月）から6日（金）を予定）｡
2. 講義の進め方
授業はスライド資料を用いておこないます（資料は、このウェブサイトを通して配布します）
授業は、受講生の理解度や関心を確認しながら進められます。そのため、受講生は、各単元に関連する指定文献を事前に読み、それについての感想、疑問などを書くことが求められます（リーディング・アサインメント）。また、授業の感想を簡単に書いてもらいます。回収したこれらの感想、意見のうち、重要なもの、代表的なものを紹介しながら､授業を進めます。すべての回答は一覧表にして配布します。
詳しくは予習・復習に関する指示を参照下さい。
Ⅴ. 授業キーワード
- 福祉国家
- 国民主権
- 政治制度
- 政治過程
- 政官関係
- 地方自治
Ⅵ. テキスト・参考書
1. テキスト
- 使用しません
2. 参考書
- 授業中に適宜紹介します
3. その他授業資料等
- レジュメ、スライド資料などの授業資料は､特設ウェブサイト（本ウェブサイト）を通して配布します。リーディング・アサインメントで用いる著作権のある文献についてはMoodleにアップロードいたします。
Ⅶ. 成績評価の方法およびその基準
Important重要
- 授業には3分の2以上の出席を必要とします
- 評価基準は、授業の到達目標に準じます
予習・復習に関する指示
⑴ 予習：リーディング・アサインメント
- ほぼ毎回の授業において､内容にかかわる文献を事前に読み､感想や質問を書いて提出して下さい
- 文献の分量は内容によって差はありますが､1時間くらい時間を書けて欲しいと思っています
- 文献、提出先、締め切りについては、特設サイトホームページからご確認下さい
⑵ 復習：授業の感想と授業アンケート
- 授業内容に関する感想を提出してください
- オンデマンド授業は毎回､対面授業の場合は､一日に1回とします
- 30分くらい復習の時間を取って欲しいと思います
- 文献、提出先、締め切りについては、特設サイトホームページからご確認下さい
Ⅷ. 履修上の指導
- 受講に当たり予備知識は必要としませんが､日々のメディア報道など、政治的トピックに関心をもつ人の参加を歓迎します。
Ⅸ. オフィスアワー
- 対面授業の期間中は､授業前後に質問､相談に応じます
- この期間以外に、質問・連絡が必要な場合は、社会科教育講座主任の諸岡先生に御連絡ください
Ⅹ. その他
11月中に具体的な授業スケジュールをMoodleを通して連絡しますので、必ず確認してください｡また、この授業に関わる特設ウェブサイトのリンクもご案内します｡Moodleは基本的な連絡事項を伝えるためにのみ用います。オンライン配信のURLなどの情報はすべて特設サイトに集約しますので、お気をつけ下さい。
＊4年生の受講希望者は、あらかじめ調整役の諸岡先生までご相談をしてください。相談がない場合は受講できない場合があります。
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