金沢大学 高大接続 リーディングセミナー

石井正(2012)『東日本大震災石巻災害医療の全記録』(講談社ブルーバックス、2012)

Ⅰ. 概要

リーディングセミナーでは、近年、⼤学界隈において話題の、⾼校⽣向けに書かれた(または⾼校⽣にも考えて欲しい)、新書や⽂庫を1冊、取り上げ、参加者で読書体験を共有します。

今回は、石井正『東日本大震災石巻災害医療の全記録:「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7ヵ月』(講談社ブルーバックス、2012年)を取り上げます。本書は、東日本大震災で最大の犠牲者を出した石巻市において、「石巻圏合同救護チーム」を率いた外科医・石井正さんの活動と思考の記録です。災害医療に興味がある方や、将来、医療従事者になりたいと思っている方だけでなく、リーダーシップに興味がある方の琴線にも触れる一冊です。

Important重要
  • 図書は各自、書店や図書館で入手して下さい
  • 事前課題にお答え下さい(以下参照)

1. 日時

  • 2026年5月30日(土) 13:00-17:00

2. 事前課題

  • 提出先:Google Form
    • 開催日前日(5月29日(金)23時59分)までに、課題に答えてください
    • 当日は、事前課題をもとに、参加者で議論し、紹介文を作成します

3. 会場(対面参加者)

  • 金沢大学 角間キャンパス
  • 公共交通機関(via 北陸鉄道バス)
    • バス停(乗り口)
      • 金沢駅兼六園口(東口)8番乗り場発 93・94・97金沢大学行き(兼六園下経由)
    • バス停(下車):金沢大学中央バス停
      • 中央図書館まで徒歩約5分
    • 時刻表(北陸鉄道バス 公式サイト)

土曜日開催のため、講義棟1階、2階の玄関自動扉の開閉時間は12:45~13:15に限っています。何かありましたら、kariyach@staff.kanazawa-u.ac.jpまでメール下さい

キャンパス写真

会場建物(総合教育講義棟)

会場建物入り口(総合教育講義棟)

4. Zoom(オンライン参加者)

  • 接続方法:ZOOM URL
  • 接続情報は、Google フォームに登録されたメールアドレスに、当日午前中にお送りします
  • メールが届かない場合は、下記の連絡先にお問い合わせください

少人数のグループワークです。できるだけビデオオンでご参加下さい

Ⅱ. 配布資料

リーディングセミナーの開催当日正午を目処に公開します

  1. レジュメ: リンク
  2. スライド: リンク (※セミナーはこちらを使って行います。内容はレジュメとだいたい同じです)
  3. 追加資料:事前課題一覧表

Ⅲ. セミナー後アンケート

  • 提出先:Google Forms
    • セミナーの翌日(5月31日(日)23時59分)までに回答下さい

Ⅳ. 連絡先

  • 担当講師(苅谷):
    • メールアドレス:kariyach@staff.kanazawa-u.ac.jp
    • 研究室直通:076-264-5814(セミナー開催中は会場にいるため対応できません
  • 入試課:076-264-6082(平日開催の場合のみ対応できます
Important重要
  • 当日、体調不良などで急きょ、参加できなくなった場合は、簡単で結構ですので、上記のメールアドレスに連絡下さい

Ⅳ. 紹介文

 本書は、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻において、医療関係者がどのように被災地医療を支えたのかを記録したものです。著者の石井正氏は、宮城県災害医療コーディネーターとして、石巻圏内の被災者の22万人の命を託されました。  この医療危機を救ったのは「協働」です。行政や民間企業がそれぞれの長所を生かし、短所を補いながら、臨機応変に活動をしました。特に、「積水ハウス」は、仕事とは関係無い酒場での縁により、震災時には携帯電話や被災者用テントを提供しました。平時より人脈が生かされていることがわかります。  著者は、「石巻医療圏における被災者の健康回復・維持のための医療の提供」と「地元医療の再生」を医療活動の最終的な活動目標としてあげています。また著者は、災害救護の現場に必要なのは、次々に現れる問題に際し、「こうあるべき」とか、「誰がやるべき」などという「べき」論を唱えることではなく、「どうするか」「どうしたらできるのか」と救護者一人ひとりが知恵を絞り、みなで協力して実現可能な解決策を生み出すことであるとも述べており、この一貫した組織論が「石巻医療圏における被災者の健康回復・維持のための医療の提供」と「地元医療の再生」の実現に繋がりました。  本書は医療分野だけでなく、組織のあり方について学べます。ぜひ将来、社会を担っていく若い世代、特に中高生に読んでもらいたい一冊です。

Ⅴ. その他

  • このプログラムは金沢大学KUGS高大接続プログラム(大学での学び)の対象です
  • 特別入試に興味がある方は公式サイトをご覧下さい